高学年になっても高学力を楽に保つ子供達の多くは、低学年時の勉強が目に見えない学力となっています。
ただ計算や漢字だけを繰り返す知識学習ではなく、多様な文章問題を深いレベルまでこなしたり、国語の長文や楽しい言葉パズルに触れることで、高いレベルの中学受験を目指せる子や受験しなくても受験生同等の高学力を秘めた子を育てます。

小学生
・本科・・・学校の授業よりも少し早い進度で、学習の定着を目指します。

1年生
算数
文章題を解くことが授業の中心になります。学校では、どうしても文章題の指導が少なくなりますが、実は文章題を考えることこそが算数、すなわち理数系の能力を高める最も効果的な方法なのです。
1年クラスでは、計算の先取りは、ある程度にとどめ、その既習範囲内で様々な文章題を解かせていきます。子供達へのアドバイスは、最小限にとどめ、たとえゆっくりでも自分で考えて問題解決していく姿勢と気力を訓練していきます。
計算は、十までの数の加減から入りますが、水道方式(タイル)により順次、三桁の数の計算まで到達していきます。

国語
文法と読解の二系統が中心になります。読解問題は、教科書に出てこないような楽しい物語文を題材に、しかも初めから終わりまで全文を数週に渡って、味わっていきます。このことは、子供達の読書の世界への誘いとなります。

年生
算数
1年時と同様、文章題を解くことが授業の中心になります。学校では、その練習が不足がちになる文章題を逆に十分取り入れていくことで算数の能力を効果的に高めていきます。

国語
1年クラスと同様、文法と読解の二系統が中心になります。読解問題は、楽しい物語文や恐竜の説明文、SF、宝塚の民話等を題材にし、しかも、初めから終わりまで全文を数週間にわたって、味わっていきます。

3年生
算数
2年時と同様、文章題を解くことが授業の中心になります。一斉の説明は最小限に留め、たとえゆっくりでも一人ひとり自分で考えて問題解決していく姿勢と気力を訓練していきます。

国語
3年クラスでは読解問題が中心になってきます。文法は適宜取り上げ、主語・述語、修飾語、種々の熟語等を中心に繰り返し練習していきます。

4年生
算数
算数の授業進度にほぼ近いか、少しはやい進度で各単元順に練習します。
基礎内容を教え込むことは極力、最小限にとどめ、自力で解きこなしていきながら理解を深めていく主体的な勉強を中心としています。

国語
長文読解が中心になります。ただし、一般の入試問題にあるような断片的な文章でなく、読み切り式で、しかも内容がうんと楽しいもの、興味深いものを中心に選んで題材としています。

5年生
算数
小4同様、学校の授業の進み方にほぼ近い進度で各単元を順に練習します。5年からの内容は、学校でもかなり難しくなってくるので、じっくり自分で取り組み、理解を深める練習が不可欠になります。

国語
小4同様、長文読解が中心になります。小4時より文章は長くなり内容も少し難しくなります。ただし、内容は、推理小説やSF・怪談などの物語文、子供ニュースからの社会的な説明文、個性的で取り組み易い入試問題などを取り上げ、楽しさの中で深く読解力をつけていきます。

6年生
算数
小5同様、学校の授業の進み方にほぼ近い進度で各単元を順に練習します。6年生は小学校算数の総まとめをする学年でもあるので、夏と冬休みには入試問題に時間をかけゆっくり解く練習なども行い、中学数学を楽に解く力の素地を作って行きます。

国語
長文読解が中心です。夏・冬休みには特に面白い入試問題に挑戦し、総合的な読解力を鍛えます。

テスト
◆漢字テスト
毎週授業時に漢字テストを行います。課題は前もってワークでお知らせしてあり、その範囲をご家庭でよく練習したうえでその努力の結果をテストします。
◆算数テスト
小3・小4は、小学校算数の礎の力を構築する重要な学年なので毎週先週の学習内容をチェックする算数テストを行います。
◆理科・社会テスト
小5・小6は、理科社会が加わった4教科体制になります。理・社の内容の理解・暗記を確実にするため翌週にはテストを行って、細やかに能力を高めていきます。
◆学力テスト
小4~小6では数千人が参加する全国レベルのテストを2~3ヶ月に一度、教室で実施します。

家庭学習
探偵ワークという宿題があり、毎日国語と算数を1ページずつ練習していきます。(高学年は理科・社会も加わります。)